食器戸棚の改造
  
今回は、我が家に有る食器戸棚に、炊飯器を置いたときに湯気がこもらないよう、可動式の棚板の下に市販のスライドレールを取付、引き出せるように改造してみました。
スライドレールは、下になる部分を戸棚にビス止めでOK。これは、センタースライドレールというものです。
何故、これを使用したかというと、元々の棚板は戸棚の幅で出来ているため、加工が要らない(棚の横に付けるものだと、金物分切断しなくてはならない)。センターレールと言われるくらいですから、中央に一本で良いのですが、棚板が薄く、安定が悪いため左右に一本ずつ設置しました。
 レールの移動距離の確認も購入時に必要です。引き出したときに、上の棚板から炊飯器が出ないと、意味有りませんから、注意して下さい。
棚板の設置。
従来から有る棚板を全く加工せず、スライドレールへビス止め。
このとき注意するのは、棚板の幅が食器戸棚いっぱいのため、少しでも曲がって付けてしまうと、奥へ行くときつくなって動かなくなってsまうと言う事です。
その場合は、取り外し、ビス止めする前にレールに載せ、動かして位置を確認するとうまくいきます。
取り付けた棚板を下から見た写真です。
棚板に引き出ししやすいように、取っ手を取り付けました。これは引き出しようの取っ手です。棚板に穴を開けて、下からボルトを通し、取っ手にねじ込めば完成です。
色々な色やデザインのものがあり、サイズにも注意しながら食器戸棚に有ったものをチョイスして下さい。
次に、中に入れる炊飯器の為に、食器戸棚の中にコンセントを用意します。
食器戸棚の後ろに穴を開け、電線を入れられるようにします。
コンセントはテーブルタップでも構いませんが、配線を隠すために工事用の露出タイプのコンセントを選び、本体の裏側より線を出すことで、かっこよく納めてみました。
コンセントにカバーをして電源の完成。
最初から付いていたようで、かっこいいでしょ!
最後に炊飯器を載せ、動作の確認。
見事完成。置き場所に困っていた奥様もすっかりお気に入りです。狭いキッチンに新しい棚を購入しなくて助かりました。
材料費はレール¥1,350×2、コンセント類¥1,500程度です。
今度は、炊飯器の上にある棚にオーブントースターを載せると、やはり熱気で上の調味料入れが熱くなってしまいました。
ここは棚の横へ付けるスライドレールを使って、動くようにしてみました。レールの位置決めは、は元々有る棚板用のダボに載せれば、高さや平行は全く気にせず取り付けられます。
この場合は、下の炊飯器と違って棚板の幅を詰めて使用です。幅は、従来のものより25mm詰めました。
この際注意したいのは、棚板の前後及び左右の3cm程度までしか芯が無いので、切断するとペコペコになってしまうことです。
補強は、切断した端材の方に有る補強材からベニヤをはぎ取り、穴の開いた棚板へ木工ボンドを付けて押し込めば完成です。後は、レールの下からビス止めするので、ずれません。
またまた奥様感動の一瞬でした。

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