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既存は リョービ 製の ドアクローザー 。 油漏れ 及びアームの不具合にて交換を行います。 |
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取付ビスを外して本体を外します。
注意:アルミドアーの場合、枠に強度がないため取付ビスの裏側(枠内部)に補強板が入っています。この場合不用意に本体等取り外すと、この補強板が落下してしまいますので注意して下さい。 |
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リョービ 製の ドアクローザー の場合、「20 SERIES」の中に、取付板に複数の穴を採用した「交換対応型取付板」が有ります。今回も、元々付いていた製品が
リョービ 製だった為、この商品を用意。しかし、本体取付位置が下過ぎたため、既存のビス穴を利用するのを断念。商品に同封されている型板を使って新たなビス穴を開けます。
注意2:まれに今回のケースのようにビス穴の位置が型板と合わないことが有ります。 |
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型板にて印をした枠の部分に、ドリルにて下穴を開けます。
下穴のサイズは、ビスによって決まります。「M5」と言うビスの場合、4ミリの鉄工キリを使って穴を開けます。
注意3:既存のブラケットのビス穴は3ヶ所で、新しいのは4ヶ所です。リョービのこの商品は、ブラケットを既存のものを使用することが出来ます。
今回は、既存のブラケットが劣化していたため交換しています。 |
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同じくドア本体に穴を開けます。 |
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ドアや枠に穴を開けただけでは、取り付けることが出来ません。「タップ」(写真)を使ってドリルで開けた下穴に、ネジ山を切ります。
注意4:取り付けるビスのサイズに合わせて、タップにもサイズが有ります。4ミリの穴を開けた場合「M5×0.8」と言うタップを使います。 |
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開けた穴にネジ山を切ります。
左側に見える大きめの穴は、前の取付位置です。これだけの誤差があると再利用は無理です。 |
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ネジ山を切ったら、付属のビスを使ってブラケットを取り付けます。 |
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ドアに本体取付板をビス止めします。写真を見ると左側に複数のビス穴が開いています。これが既存の器具に対応できるためのビス穴です。
注意5:ビスピッチは、A=136mm・B=162mm・C=178mm・D=188mmの4種類です。 |
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これで、 ドアクローザー 本体とブラケットの取付が終わりました。 |
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次に本体上部にアームを取り付けます。
注意6:ブラケットを交換しない場合、写真のアームの中央にロックナットが見えますが、この部分から先の部分は、アジャスト(ネジ式)出来るようになっており、取り外せます。新しいアームのこの部分を外し、古いアジャストリンクを取り付けることで、新旧の器具が融合します。 |
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アームとブラケットを接続します。
注意7:アームをブラケットに取り付けるとき、アームがドアの上枠と平行になるようにアジャストリンクを回して調整します。最後にアーム中央のロックナットを締め付けて下さい。 |
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最後にドアの閉まる速度を調整します。この商品は、速度調整区域が従来品の2ヶ所から3ヶ所に増えていますので、より使い勝手が向上しています。
注意8:調整は、第一調整区間から順番に第三調整区間まで行い、それぞれの区間でドアを開閉して、閉まり具合を確認して下さい。 |
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以上で交換終了です。
ご自分で出来そうですか? |