ピッキングとは特殊な工具(細い棒状の工具)を鍵穴へ差し込んで錠を開けるという手口のことです。これは、本来カギを紛失した人たちのために技術を習得した、専門の業者が行う行為です。 ピッキングによる都内の窃盗事件は1995(平成7)年の103件から、昨年は6,111件と激増。今年に入っても4月末現在で4,393件と、前年同期(1,034件)の約4倍になっている。 ピッキング窃盗の犯行手口を分析した結果、被害者宅のカギのほとんどが、特殊工具で開けやすい「シリンダー錠」になっていることが判明した。シリンダー錠はマンション・アパートで広く使用されている円筒形のカギで、業界関係者によると、1959(昭和34)年から98年頃までに約7,000万個生産された、と言う。窃盗犯は、カギを開けるピッキングの特訓をし、軒並みシリンダー錠をねらっていると見られる。 こうした事態に、メーカー最大手の「美和ロック」は、シリンダー錠の新型への交換を使用者に呼びかけている。(平成12年5月19日東京新聞夕刊記事より抜粋) 首都圏を中心に続発している「ピッキング窃盗」で、犯人グループがカギ穴に木片や接着剤などの異物を詰め込み、事件の発覚を遅らせている事が警視庁捜査3課の調べで分かった。 盗んだ預金通帳を銀行に持ち込むまでの時間稼ぎと思われる。印鑑が無い場合でも、銀行印の印影まで偽造して現金を引き出すケースも続出、警視庁は金融機関にも警戒を呼びかけている。 (平成12年8月9日毎日新聞朝刊記事より抜粋) |
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新聞記事にも有りましたように、被害を未然に防ぐためにも、早急に錠前の交換をされることを、お勧め致します。営業案内(その他工事参照) | ||
もし、被害にあってしまったら | ||
この中で、古い(公団タイプの)共同住宅で普及している「面付箱状」と呼ばれる(写真右)錠前の、防犯性の高いタイプとの違いに付いて、ご説明いたします。(通常の握り玉付きの錠前でも、鍵穴の形状は同じです。) | ||
面付箱状(写真右タイプ)交換工事費 シリンダー形状 U9 MIWA PMK U9錠(¥5,450-)含む ¥9,000−(消費税別) (ただし、ドア加工なしに限る。) |
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ピッキングに弱いとされるタイプのキーの形状です。正式には「ディスクシリンダー」と呼ばれる物です。見極め方としては、このメーカーの場合ブランド名の刻印が、縦に彫られています。 | 左のキーに対するシリンダー(カギを挿す穴)の形状です。 穴の形が縦になっているのが確認出来ます。 ※これらの形状は、メーカーによって異なります。 |
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このキーは、防犯性に優れた「U9シリンダー(別名ロータリーディスクシリンダー)」と呼ばれる物です。(このメーカーに限ります。) 上のキーとの見分け方は、ブランド名の刻印が、横に彫られていることです。 |
左のキーに対するシリンダー(カギを挿す穴)の形状です。 穴の形が横になっているのが確認出来ます。 ※これらの形状は、メーカーによって異なります。 |
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自分で錠前を交換するための当社参考ページ 1・2 | ||
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